静岡山田錦研究会 活動レポート16<2006年度> |
< 「苗持ち寄り研修会」を開催。>全員の苗の成長をチェックして田植え日を決める。 |
|
あいさつをする鈴木会長(中央)県知事賞受賞を報告する花の舞の土田杜氏(右)と蔵人の青木一つひとつ、順番にチェックしていきます草丈、2葉までの長さ、葉齢を測定する役員1年間の山田錦栽培の作業記録会場ではあちこちで情報交換が行われた最も優秀な苗に選ばれた苗を見る会員懇親会で話をする乗松顧問会員が栽培した山田錦でつくられた酒で乾杯 |
平成18年5月31日午後4時から、静岡山田錦研究会の「苗持ち寄り研修会」が花の舞酒造(株)で行われました。これは毎年この時期に行われている定例の活動で、会員全員が自分の育てた苗を一箱ずつ持ち寄って、その成長具合をチェッし、適切な田植え日を決めるというものです。 今年はゴールデンウィーク以降天候が不順で気温が低く、日照時間も少なかったため、苗の成長に影響が出ることが懸念されましたが、「下旬になってようやく夏のような日がしばらく続いたので、苗も一気に大きくなりました」と語る会員もいました。
苗のチェックの方法は、中央に置かれたテーブルに順番に一ずつ苗箱を乗せ、その苗を育てた会員にここまでの状況を聞きながら、研究会の役員が1.床土資材名・2.播種日・3.播種量の確認、4.草丈・5.2葉までの長さの計測、6.葉齢・7.根張りの確認を行います。そして、それらを勘案して適切な田植え日を決めます。
一つひとつ確認していくため、作業は約2時間を要しましたが、この間、会員たちは他の人の苗を確認したり、情報を交換したりと有意義に過ごしていました。
最後に鈴木会長が天候が不順であったが苗はおおむね良好であることを報告。「以前に比べてバラツキがなくなってきました。苗の時点でいい状態にそろっていれば、その後も全体そろっていいものになっていきます。全員が高いレベルで均一化されるよう、これからも励みましょう」と話しました。また、この日の最も良い苗として安間啓一さんの苗が選ばれました。 |
■レポートトップへ■レポート15(総会)へ■レポート17(圃場巡回1)へ |
♦ お酒は、20歳になってから。未成年者の飲酒は法律で禁止されています。♦ |
Copyrightc 2010 HANANOMAI BREWING CO.,LTD. All Rights Reserved. |